【FIAT500】筑波オブ・ザ・イヤー2008

昨年、発売された車から発表された車も受賞大賞にとトヨタのバカ力で変更になり、そのおかげでｉＱが日本カー・オブ・ザ・イヤーになった訳ですが、今売りの雑誌で筑波オブ・ザ・イヤー2008の大賞にフィアット500が決定しました。

この賞は、筑波サーキットを走っての評価で選ばれます。

サーキットではｉＱとの差が出たようです。チンクの使用車は1.4ラウンジです。
流石チンク、伸びもよくコーナーリングもｉＱに劣らぬ良い勝負だったようですが、運転して判る対話性と楽しさハンドリングがｉＱに勝ったようです。
街中はギクシャクだけど筑波ではダイレクトな走りでこの賞ならではの結果だったみたいです。

他にもスポーツカーやミニバン、軽などノミネートされましたが、サーキットを気持ちよく楽しく走れるという事でチンクが大賞でした。


実物を見ないで乗らないで文句ばっかり言って卑怯なので、ｉＱに試乗して来ました。

雑誌で見るよりまとまってる感があり、運転席に座っても見た目と違って意外に広かったです。
ただ長さが短い。軽自動車より400mm以上短い。そのせいで後部座席の運転席側は足が入りません。助手席側は
助手席シートを前に移動させれば足は入りますが、両足入れるには姿勢的にキツイです。なので全席のシートの間に片足入れることが出来るようになっています。4人乗りとなっていますが実質3人乗りですね。
そして荷台は腕を横に1本程度のスペースのみ、太ももはムリですね。後席を倒せば広くはなりますが・・・。
でも当たり前装備のダッシュボードがありません。助手席の足元スペースで犠牲になったようです。


この上から見たところが一番格好いいですね。

悪いことばっかり言ってしまいましたが、いい所もいっぱいあります。
割高だけあって、内装の質感もよく、軽いせいか同じ1000ccのヴィッツより走ります。
ヴィッツは60kmまではスムーズでしたがそこから80kmまではかなりムズかったのですが、ｉＱは80kmまではなんとか行けます。
ホイールベースが短い割にはコーナーでの踏ん張りもよく軽快に走ります。

他にも小さいながらの色々な工夫などありすごいなぁと思いました。
特にラジオの表示があんなとこにあるとは気づきませんでした。